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10月に買って12月に売ると儲かる

アノマリー,株式投資

アノマリーというのは、原因はハッキリしないがよく起こる異常現象のことだ。

 

元々は天文学や物理学など科学の分野の用語だけれど、株式投資でも様々なアノマリーが存在する。

 

たとえば「節分天井、彼岸底」と言う言葉がある。

 

2月の節分の頃が株価のピークで、3月中旬が株価の底ということらしい。

 

また「10月に買って12月に売ると儲かる」と言うのもよく知られたアノマリーらしい。

 

9月から10月は決算月になっていたりするので、株を売却して現金化する圧力が大きくなり、株価が下がる傾向にある。

 

このタイミングで株を買っておけば、その株が12月頃には上がって儲かるというアノマリーだ。

 

12月はボーナス効果で株が上がる」「12月はIPOで新興市場が上がる」なんていうアノマリーもあるので、これと関連があるようだ。

 

年末はボーナスが支給されるので、投資に回る資金も増える。

 

サラリーマンの個人投資家は、投資できる資金が増えるので、今まで買いたかった株を買う。

 

そのために株価が上がる。

 

また従業員から資金を集めて運用されている財形投資資金もボーナスで資金が増えて、それをどこかに投資する必要が生まれる。

 

こういう新規資金を目当てに、新興企業が株式を一般公開する事が多い。

 

株式を公開していなかった企業が、一般に株式公開することをIPOというが、IPO公募によって新興市場がにぎわって株価が上がるという。

 


12月の株価は安く、1月の株価は高い

12月前半は、ボーナス相場で株価が上がりやすくなるが、後半は株価が下がる傾向にある。

 

これを表わしたアノマリーとして、12月の株価は安く、1月の株価は高いというのがあるようだ。

 

月末というのはただでさえ、機関投資家などが業績をハッキリさせるために利益確定売りに押されて株価が下がる傾向がある。

 

年末はさらに大口投資家が、節税対策のために売りを出す。

 

大儲けしている投資家は、損切りすべき株を損切りしたりするから、ジワジワ下がると言うことになる。

 

また日本の株式市場は、欧米の投資家の影響も大きいので、クリスマス休暇に入る12月下旬は投資市場で買いに入る人が減る。

 

その結果、売り有利になるので株価が下がる下がるということになる。

 

逆に新年にはいると、新しく株を買いに入る人が増えるので、1月は反動で高値をつけやすくなるという。

 

で、この高値は2月上旬が天井になることが多いようで、『節分天井、彼岸底』というアノマリーがある。

 

年末要因で株価が下がった反動で値上がりした株価が、2月3日の節分ころには天井を打って、3月20日の春彼岸のころに底値になるわけだ。

 

彼岸のころというのは、年度末で利益確定のための売りが増えることから株安になりやすい。

 


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