信用取引で注意しないといけないこと

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信用取引口座を開くと、ついついうれしくなって、たくさん株を買い建ててしまう。

 

今まで買えなかった株が買えるぞってことで、目一杯買い建ててしまい、ある日恐怖の「追証」(おいしょう)を喰らう羽目になる。

 

追証とは、追加の保証金のことで、すぐに入金しないと信用取引が停止になる。

 

買建てや売建ては決済され、損が確定したりする。

 

オマケに1万円も手数料を取られて、踏んだり蹴ったりだ。

 

信用取引を始める頃は、「追証なんて自分には関係ない話」と思っていたりするが、信用取引できるのがうれしくなって株を買建て過ぎた挙げ句に株価が下がり始めたりすると追証を求められてビックリしたりする。

 

しかし元々ギリギリの資金で株式投資をしているので、入金するだけのお金が手元になかったりして…だから「恐怖の」という形容詞がついたりするわけである。

 

この追証が発生するケースには2通りあって、

  • 保証金総額が、30万円未満になった時
  • 保証金維持率が、証券会社の規定より下がった時
になる。

 

保証金総額が30万円を切ったら、即時に現金を入金しないといけない。

 

それができない場合は、建玉を全部整理して、いったん信用取引から撤退しないといけない。

 

保証金維持率が下がった場合は保証金を追加するか、建玉のいくつかを整理して、維持率を上げれば良い。

 



保証金維持率は40%位がベスト

信用取引では、保証金が30万円を切ったり、保証金維持率が下がったら、追証を求められる。

 

追証を喰らわないためには、常に保証金維持率を確認しておくことが必要だ。

 

もちろん保証金の絶対金額30万円を割ると追証を求められるので、こちらも絶対に資金を維持しておく必要がある。

 

これは信用取引における鉄則でもある。

 

もちろん保証金に関しては、30万円以上入金しておけば、それだけで追証を求められることはない。

 

だが保証金を使って現物株を売買することもできるし、保有株を担保にして信用取引をすることもできるから、そう言うことをしだすと、保証金が30万円割れになったりもする。

 

というのも担保にしている代用証券(現物株など)の株価が下がると、保証金の総額が30万円を割ってしまったりするから、すぐに追証を入れて保証金を30万円以上にしないといけなくなるのだ。

 

また信用取引で返済売買をやって損失が出たら不足金が発生して、こちらもすぐに入金せよと言うお知らせが来たりもする。

 

損失決済をしたときに、目一杯現物株を買い付けていたりすると、決済に必要な現金が足りなくなってしまうのだ。

 

だから少ない資金を利用して信用取引をするなら、代用証券を使うのはやめておいた方が無難だ。

 

追証の発生原因のもう一つは、保証金維持率が証券会社の規定の率を割ったときになる。

 

証券会社ごとに、保証金維持率というのが決まっていて、それを割ると追証を入れろという連絡が来る。

 

たとえば楽天証券の場合、保証金維持率が大引け後に20%割れになると、追証が発生する。

 

他の証券会社の場合は、30%割れでも追証を求められたりする。

 

なので保証金維持率が30%台になったら、信用建て玉を一つくらい返済して維持率を上げておく方が無難だ。

 

理想を言えば保証金維持率は40%以上に維持したい。

 

そうなると売買できる株の数は減るが、実はそれくらいが一番扱いやすかったりする。

 

まあ資金力不足を補うために信用取引しているので、この辺の我慢は、最初は難しいとは思うが、追証や不足金を何度も喰らうと、さすがに注意するようになるものだ。

 


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