3分割法や3単位投資法がなぜ必要か?
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株式投資3分割法や3単位投資法は、株価のトレンドが変わることを想定した投資法だ。
株が上がり始めたら株を買い増して行き、株が下がり始めたら売り崩す。
これによって少しずつ利益を積み上げていくという方法になる。
株には適正価格なんてなくて、毎日毎日、株価は変わっていく。
そう言う株で儲けるには、トレンド(潮の流れ)に上手く乗ることが重要な事になってくるわけだ。
トレンドが変われば、自分も方向転換しないといけない。
自分は上がると思って株を持っているが、他の投資家が価値がないと思って投げ売りし出すと、株価はあっという間に半分になったりする。
特にお金持ちは、別にその株に投資しなくても、別の投資先が世界中にある。
そう言う人が見切りをつけて売ってしまうと、株価はもうどうにも上がらない。
中国株が有望だと言うことになると、日本株が売られて中国株が買われる。
中国株がダメだと言うことになると、インドやベトナムの株が上がったりする。
そう言う風に常に流動的な状態の中で、我々は投資をするわけだから、うまくその波の上に乗っかりつつ、利益を上げないといけない。
そのために、機敏に少しずつ体勢を変えていく必要があるわけだ。
株式投資3単位投資法の実践例
株式投資では、投資資金で3単位以上買える銘柄で売買して儲けるのが楽である。
資金を全部賭けるとバクチになってしまい、含み損がふくらむと身動き取れなくなったりするからだ。
株価というのは波のように上がったり下がったりするので、その上下に合わせて売買すると、リスクがかなり減る。
3単位投資法のルールは簡単で、
- 投資余力で3単位以上買える銘柄に投資する。
- 株価が上がったら買い、株価が下がったら売る。
たとえばこんな感じになる。
3単位投資法の例
最初に買いに入るタイミングは、株価が低い位置から大陽線が出たときだ。
日中トレードの場合は、5分足チャートや板気配で上がるか下がるか、ある程度読めるので、大きな陽線の途中で買い付ければ良い。
日中に買い付けられない投資家の場合は、大きな陽線を付けたあとに2~3日調整があることが多いので、陽線の真ん中くらいの値段で2~3日、買い注文を出しておけばよい。
「押し目狙いに押し目なし」、という株の格言もあるので、半値くらいがちょうどいいと思うし、たいてい買える。
買えなかったら「縁がなかった」と思うしかないかな。