株が下がる兆候は必ずある
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株価が大きく下落する時、兆候というのは大抵ある。
というのも大損してからチャートを見直すと、確かにそこに「売りサイン」が出ていたりするのだ。
ところが自分が株を持っている時には、なぜかそれを見逃してしまう。
下落サインが出ているのに、なぜ見逃すのか?「欲目」というものがあるのだろう。
目が曇っていたとしか言いようがない。
ところが何度か大下落に出くわすと、下落サインに敏感になっていく。
信用取引などを始めて、売りチャンスを捜していたりすると、さらに敏感になっていく。
下落サイン通り売れば、大損はしない。
5%くらい下げたところで処分したって、それほどの大損にはならない。
問題はそれをずっと持ち続けていると、評価損が10%を越え20%を越え、ひどいときには半値になったり3分の1以下になったりするのだ。
こうなるともう大出血で瀕死の状態だ。
そう言う状態になって始めて、あきらめて株を投げ売りする。
下落サイン通りに売っておれば、何万円も資金が手元に残ったのに。
株は下がりだしたら売る。
これを守るだけでも、損失は何万円も何十万円も小さくできる。
ドテン買いで挽回。
株価のトレンドが転換したのが分かったら、すぐに投資も転換しないといけない。
上昇トレンドだったのなら、下落トレンドと見て売りに入らないといけない。
信用取引で、空売りができる銘柄であれば、買い玉・買建てを解消して、空売り・売建てを建てれば、買建てで損した分を取り返すことも可能になる。
こういうのを「ドテン買い」という風に言うが株価は上がるときより下がる時の方が速いので、短期間に大きな利益を上げることもできるようだ。
もちろん空売りするときも、3単位くらいに分けて売っていくといい。
空売りする場合は、こんな感じで売っていき、大きな陽線が出たら売りポジションを買い戻す。
空売りの3単位投資法
空売りの場合、株価が急反発すると大損することが多いので、大きな陰線が出たら売り、大きな陽線が出たらさっさと買い戻せばいい。
大きな陰線を上回るほどの大陽線は滅多に出ないので、すぐに売っておけば大損は避けられる。
株は上がりだしたら買い、下がりだしたら売り。
これは信用取引でも現物株取引でも同じだね。
というか、同じに捉えないと混乱するんだけれど。