個人投資家が儲けるには信用取引が必要
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日本の主力株は取引するのに、30万から50万円は必要になるの多い。
こういう株で儲けようと思うと、200万円くらいの資金が必要だ。
と言うのもそれくらいの資金がないと、打診買いも買い増しもできないから、細かく売買して儲けることができず単なるバクチになってしまうからだ。
だから数十万円の資金を元に株売買を始めた学生さんや塾講師が何千万もの資産を増やした裏には、信用取引でレバレッジを効かせて儲けたはずである。
でなければ30万や50万が2年や3年で1000万や2000万になるはずがない。
1年で10倍や20倍になった株なんて、滅多にないしね。
信用取引では、手持ち資金の3倍くらいの株売買ができるので、40万円くらいの保証金で100万円分の売買ができる。
そうなると、銘柄選びの幅がかなり広がって、チャンスが広がるから、爆発的に儲けられたのだろう。
つまり株で儲けるコツをつかんだ人たちが、信用取引で一気に利益を伸ばした…というのがほんとのところだろう。
その結果がたった2~3年で資産を何十倍にもした秘訣だろう。
しかし資産を増やしてからは、信用取引をする必要が減るので、信用取引については、あまり書いたりしないって事だとおもう。
つまりもう、ただの取引の一つになってしまっていて、特に詳しく信用取引の話なんて書かないってことだ。
信用取引初心者にありがちなこと
資金力の劣る個人投資家が株で儲けるには、信用取引を利用することが必要だ。
趣味の投資なら信用取引なんていうリスクの高い(?)ものに手を出さず、株価が下がってもニコニコ笑っていればいいのだろうが、株で儲けようと思ったら、信用取引はいろんな意味で必要になる。
というのも株式投資で儲けようと思っているプロは、増資になれば平気で大量に空売りを仕掛けて株価を下げに来るし、下がりすぎた株を一気に買い増して価格を急騰させたりする。
そう言うときに余裕を持って売買するには、どうしても株を売買する資金の余裕がないといけないのだ。
そんなとき、信用取引口座を開いていると、非常に助かったりする。
また下落トレンドのような場合、ただ株を手放して底値を待つだけでなく、積極的に空売りを仕掛けて儲けると言うこともできるから、何が何でも株で儲けようという個人投資家には、信用取引というのはもう必須のアイテムになるのだ。
そういうわけで、株で儲けるために信用取引を始めるわけだが、そうすると多くの人が、大損してしまう羽目になる。
理由はおそらく簡単で「うれしくなって、あれもこれもと株を買い建ててしまう」のだ。
今まで資金不足のために買い付けられなかった大型株を、信用取引なら買えるようになってしまうので、ついつい買建てしてしまう。
底値あたりをウロウロしている株ならまだマシだが、ついつい高値の株をつかんで、下落トレンドに巻き込まれたりする。
今まで買い付けられなかった株を買うと言うことは、その株の特徴がまだ分かっていないことが多いので、どの辺が買い時で、どの辺が売り時なのか全然分かっていないことがおおい。
そうして信用取引を始めたばかりの人は、大損をしてしまうわけだ。
もちろん私もそうして大損したって事なんだが。