株成金が資産を何倍にも増やせた理由とは?

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株式投資の本や投資入門サイトには、信用取引で資産を失う人が多いので、信用取引はダメと書いてあることがよくある。

 

ところが株式投資で何千万も儲けたとか、1億円稼いだ!というような本を読むと、資金が爆発的に増えだした頃に信用取引を始めているケースが多かったりする。

 

彼らが資産を2倍にも3倍にも増やせたのは、紛れもなく信用取引のおかげだろう。

 

というのも現在の日本の株式市場の主力株の取引単価は、30万円から50万前後の株・銘柄が非常に多いからだ。

 

たとえばソニーやトヨタや新日鐵は30万円前後だし、日立や東芝などは40万円前後になっている。

 

ユニクロとかになってくるともう100万円以上だ。

 

こういう株を現物で売買しようと思ったら、最低でも200万円以上は絶対に必要だから、零細投資家は、資金がないために、儲けるチャンスをみすみす逃しているってことになる。

 

30万円や50万円から株式投資をスタートした学生や塾講師が何千万もの資産を築いた背景には、信用取引のレバレッジ(てこの原理)が、どうしても必要だったのだろう。

 

資金に余裕があれば、それだけいろんな挑戦ができて、多少含み損がある保有株の回復を待ちながら、他のチャンス銘柄に買いを入れるということも可能になるから。

 

また資金に余裕があれば、株が一時的に下がっても、ナンピン買い下がりもできるし。

 



株で確実に利益を上げるプロの株式投資法とは

日本の主力株の多くが30万円から50万円ないと取引できない。

 

なので現物株で儲けようと思うと最低でも200万円くらいの資金がないと難しい。

 

というのも特定の株を売買して儲けるには、その3倍くらいの資金がないと難しいからだ。

 

というのも資金が足りないと「下がったら株を買い増し、上がったら数単位売る」と言うような細かな調節ができないからだ。

 

株価というのは常に上がったり下がったりするので、どこが最安値でどこが最高値になるか分からない。

 

だから「打診買い」(だしんがい)といって取りあえずちょっと買ってみる。

 

ちょっと買ってみて上がりそうだったら、株数を増やしていく。

 

下がり始めたら、あとで買った株から先に売っていく。

 

これがつまり株式投資のプロがやっている売買法「ナンピン買い上がり」というやつなのだ。

 

ところが手持ち資金で1単位しか買えないような株の場合、こういうプロのやっている売買法で利益を上げることができない。

 

50万前後の資金では、30万円前後の株を1単位しか買えないから、儲かると分かっていても、こういう株には手が出せないのだ。

 

手を出して株価が下がったが最後、何ヶ月も株価が回復するのをひたすら待つことになる。

 

これではもうバクチ以外の何物でもない。

 

だからこそ信用取引で売買できる幅を広げると、株で儲けるチャンスが広がるわけだ。

 

信用取引というのは、手持ち資金の3倍くらいの株の取引きができるので、利益が上がるときも3倍だが、損するときも3倍になる。

 

つまり現物取引よりも3倍もハイリスク・ハイリターンなものだ。

 

しかし50万から100万くらいの資金で株式投資をするなら、信用取引は避けては通れないかもしれない。

 


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