ゴールデンクロス株で儲ける方法
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株式投資の銘柄探し法にゴールデンクロス法というのがある。
ゴールデンクロスというのは、25日移動平均線が75日移動平均線を上回ることを言う。
またミニ・ゴールデンクロスもあって、こちらは5日移動平均線が、25日移動平均線を上回る事を言う。
最近は、ゴールデンクロスというと、ミニ・ゴールデンクロスを指すことも多い。
ゴールデンクロスが発生するとき、株価は上昇していて、その後もしばらく上昇が続くことが多いので、「買いチャンス」と言う風に考えられている。
でも実際にゴールデンクロスが発生したときには、すでに株価は上がりすぎていて、下落し始めていることもある。
なのでゴールデンクロスが発生する直前の銘柄を見つけて、それを買いに入ることができればなあ、と思ったりする。
株のアドバイスをするような商売では、こういうゴールデンクロス直前の株を見つけて、推奨銘柄にしていることも多い。
しかしゴールデンクロスになるかどうかは、ゴールデンクロスが発生する直前になるまで、よく分からないものだ。
月何万もかかかる有料の投資情報などでは、そう言う株を教えてくれるのかも知れないが、そういう有料情報を利用せずにゴールデンクロス直前株を見つけるのは、テクニックが必要だ。
ただしそれでも、ゴールデンクロス発生が予測できるケースもある。
ゴールデンクロス銘柄の見つけ方
ゴールデンクロス直前の株は、どうやって見つければいいのか?一番確実なのは、上場している銘柄の日足チャートを片っ端から全部みていけばいい。
ただし6000前後もある銘柄を片っ端から見るというのは、時間ばかりかかってしようがない。
得意銘柄を持っている人なら、その銘柄のチャートだけ見ていればいいわけだが、得意銘柄がなかったり、得意銘柄が不調だったりすると、新しく有望な銘柄を捜すことになる。
ということでゴールデンクロス直前の株を捜すって事になるわけだが、その前に、ゴールデンクロス直前のチャートの状態がどうなるか、どういうチャートなら儲かる可能性が高いか、考えておく。
ただゴールデンクロスだから、と言って買いに入っても、株価が上がらず儲からなかったら話にならない。
ゴールデンクロスのチャートの例
ピンク色の線が短期移動平均線(10日)。
緑色が25日線、茶色が75日線。
このチャートを見て、ゴールデンクロス直前の株を見つける方法を考えてみてみよう。